FG#537 skindots ,2009 ,Acrylic paint on 4mm dia Dot printed cloth
FG#538 skindots ,2009 ,Acrylic paint on 1mm dia Dot printed cloth
FG#539 skindots ,2009 ,Acrylic paint on 3mm dia Dot printed cloth


skindots


マンガの中で、肌の色が濃い人種は、水玉模様のスクリーントーンを用いて表現される。
作品は、あるマンガの一コマ(注1)で用いられた顔面積当たりの水玉の大きさとその間隔を引用した肖像画を基準に、
水玉の大きさやを間隔を変えることにより、一人の人物を複数の肖像画で表現するものである。
白人優位社会において、有色人種は様々な差別を受けてきた歴史を持ち、
現代においても尚、差別の問題が消えることはない。
ただ、混血が進み、多様化した現代の価値観では、肌の色への認識は一律に捉えることなど出来ない。
そのイメージは根無し草のように白人優位社会の中を漂っている。

注1:FG537〜539の連作はさいとうたかを作品「ゴルゴ13」から基準値を算出。







FG#550 skindots
FRP,写真,オリジナルTシャツにシルクスクリーン
Silkscreen ink on Original Tshirt (FG#547 skindots 2010), Photo and Acrylic on FRP
600×170×400mm
ed.3
2011

FG#551 skindots
FRP,写真,オリジナルTシャツにシルクスクリーン
Silkscreen ink on Original Tshirt (FG#548 skindots 2011), Photo and Acrylic on FRP
600×170×400mm
ed.3
2011